渡辺 真由子   Mayuko WATANABE

メディア学者/ジャーナリスト

メディアと人権研究所MAYUMEDIA 代表

 

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専門

< メディア・リテラシーと人権 >

SNSいじめ自殺/ ジェンダー/ 性教育/ 創作児童ポルノ


 

 

略歴

慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程出身。専門はメディアと人権。元テレビ局報道記者。携帯電話の普及初期から、青少年の性やネットいじめ、ジェンダー、LGBT問題を20年以上にわたり取材。いじめ自殺と少年法改正に迫ったドキュメンタリー『少年調書~16歳の自殺 遺族は何と闘ったか』で、日本民間放送連盟賞 最優秀賞などを受賞。退職後、カナダのサイモンフレーザー大学でメディア・リテラシーやジェンダーを研究。

 

慶応大学教員、社会人大学院客員教授を経て、シンクタンク『メディアと人権研究所MAYUMEDIA』代表に就任。国内外の新聞・テレビ等のコメンテーターや講演も多数務める。豊富な取材経験に基づく、青少年心理の分析に定評。学者とジャーナリストの両視点を持つ「現実を知る研究者」としての語り口が、教員・保護者等から支持されている。

 

内閣府青少年問題有識者会議委員、東京都青少年問題協議会委員を歴任。文科省「ケータイモラルキャラバン隊」講師、法務省「人権啓発指導者養成研修会」講師、内閣府「児童ポルノ排除対策シンポジウム」パネリスト等。著書に『大人が知らない ネットいじめの真実』、『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち~』ほか多数。趣味は茶道。

 

所属学会

▶情報通信学会

▶ジェンダー法学会

 

社会活動

渡辺真由子講演 法務省シンポジウム「インターネットと人権」
法務省「インターネットと人権」シンポジウム

性情報リテラシー教育協会会長(2020年~)

東京都青少年問題協議会委員(2017年~2019年)「『自画撮り被害』をめぐる東京都の答申と課題」

文科省「青少年を取り巻くメディアと意識・行動に関する調査研究報告書」(2017年)ヒアリング協力

内閣府青少年問題有識者会議委員(2015年度)

閣府「児童ポルノ排除対策公開シンポジウム」パネリスト(2015年)「児童ポルノと人権をめぐる国際動向と日本の課題」

東京都人権啓発映像「インターネットと人権」出演(2014年)

法務省「人権啓発指導者養成研修会」講師(2014年度)

法務省「インターネットと人権シンポジウム」パネリスト(2013年)「ネット・リテラシー教育を身に付けるために~青少年保護と人権の視点から」

文科省「ケータイモラルキャラバン隊」講師(2011年度)

 

教鞭を執った大学

慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所 (2007~2010)

慶應義塾大学SFC(2017)

相模女子大学 (2011~2016)

桐朋学園芸術短期大学 (2013)

中央大学法学部・理工学部(2015)

東京都市大学(2016)

白鴎大学(2015~2016)

青山学院大学(2017~2018)

星槎大学大学院(2018)

甲南大学(2021)

 

 

在籍した大学

Simon Fraser University
Simon Fraser University

慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻 (精神病理学、ジェンダー論/1993~98)

オーストラリア:Flinders University (社会心理学、女性学/1996)

カナダ:Simon Fraser University (メディア・リテラシー/2005~2006)

アメリカ:University of Hawai'i (映画産業とジェンダー/2006)

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程 (メディアと青少年保護/2010~2013)

 

 

 

渡辺真由子のPick Up エッセイ:『働く女性とジェンダーとルッキズム』

より詳しい仕事観はちら(雑誌『Domani』インタビュー)

詳細経歴

 国際女性年の1975年(1974年度)、愛知県生まれ。奈良・金沢育ち。秋田県民と栃木県民のハイブリッド。10代で剣道と弓道を修練。

 

 慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻に入学後、オーストラリアのフリンダース大学へ留学。社会心理学やジェンダー論を学ぶ。帰国後、慶応大学在学中にミス世田谷コンテスト優勝。「メディアの影響力」に着目し、「人間が人間らしく生きられる社会を作るため、世の中の差別や偏見をなくしたい」との思いから、大学を卒業した1998年にテレビ局入社。

 

 テレビ朝日系で報道記者・ディレクターを務め、司法や警察キャップなどを担当。1998年に発生した、携帯電話が絡むいじめ自殺事件の取材を機に、青少年のネット問題に関心を持つ。同事件を長期にわたり取材したドキュメンタリー「少年調書~16歳の自殺 遺族は何と闘ったか~」で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金優秀賞などを受賞。

 

 また、全国初のセクハラ裁判原告女性にカメラの前で初めて語ってもらったほか、自閉症、DV問題など、社会的弱者にスポットをあてた数々のテレビドキュメンタリーや「ニュースステーション」特集を制作(テレビ局時代に考えていたことは『わたし流番組論』に詳しく)。

 しかし他方で、いじめのヒントを与えかねないバラエティ番組や、性を興味本位に扱う広告などが絶えることはなく、テレビでメッセージを伝える限界を感じて2004年に退社。「もはやメディアの受け手自身が、情報に流されない目を養う必要がある」との危機感に駆られ、30歳を目前に、メディア・リテラシーを研究する道に飛び込むことを決意。2005年より2年間、メディア・リテラシー教育の先進国カナダはバンクーバーにて、メディアや言語のリテラシー、テレビ・新聞・広告・インターネットがジェンダーをはじめ社会の価値観に与える影響を研究。サイモンフレーザー大学コミュニケーション学科PBD(ポスト・バカロレア・ディプロマ)課程修了。ハワイ大学にもジェンダー論について研究滞在。TOEIC900以上を所有。

 

し かし、こちらがいくら思いを込めた番組を制作しても、一方でいじめのヒントを与えるようなバラエティ番組や、性を興味本位に扱う広告は増長するばかり。一 作り手として歯がゆかった。これはもう、メディアの受信者自身が、情報に流されない目を養う必要があるのではないか。そんな危機感に駆られていた - See more at: http://mayumedia.blogspot.jp/2013/11/domani.html#sthash.qbhBlPnB.dpuf

 帰国後の2007年からは、情報に惑わされず「メディアと賢く付き合う方法」を指導し、メディア・リテラシー教育をわかりやすく解説する活動に従事。テレビ局報道記者としての長年の現場経験と、最先端のメディ ア・リテラシー理論に基づき、デートDVやリベンジポルノ、性情報リテラシー教育、少年犯罪、人身取引、ネットいじめと人権問題など具体的事例を交えつつ、メディアとの接し方を執筆。近年は「性的有害情報と青少年の人権」問題に取り組み、「性表現にも尊厳を!」とのスローガンを掲げ、性暴力表現の規制強化や、性教育へのメディア・リテラシー導入を提唱。性同一性障害や同性婚など、LGBTに関する取材も国内外で行う。

 

 取材分野であるメディアと人権の問題に関し「学術的な側面からも追究しよう」と考え、2010年より慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程に在籍。2013年に同課程を単位取得満期退学。

 

 慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教員、星槎大学大学院客員教授としてメディア論の教鞭を執ったのち、2020年、子ども性暴力根絶を目指す人材育成機関『銀座MAYUMEDIAカレッジ』学長に就任。医療職や国家公務員、大学教員、警察出身者らに、「性情報リテラシー教育」の伝え方を指導している。ほかに、学校教育や人権問題、企業経営にメディア・リテラシーを役立てるための研修・講演を、マスコミ倫理懇談会、大手企業、医師会、教育委員会、少年鑑別所など、全国で実施。2024年、シンクタンク『メディアと人権研究所MAYUMEDIA』を設立。

 

 新聞やテレビでコメンテーターを務め、フジテレビ「めざまし8」、テレビ朝日「モーニング バード!」等に出演。毎日新聞ほか全国約30紙で 『親も知らないプロフ ~子どもとケータイ』 、『若者の性とメディア』を連載。『Oggi』『Domani』などの女性ファッション誌に登場する他、海外のテレビ局からもインタビューを受ける。実務家と研究者の顔を兼ね備えた存在として、海外3ヵ国への在住経験にも基づく視点が好評。

 

 第31期東京都青少年問題協議会委員として、SNS等による子どもの「自画撮り被害」を防ぐための条例改正を議論。2015年度内閣府青少年問題有識者会議委員。2011年度文科省「ケータイモラルキャラバン隊」講師、2014年度法務省「人権啓発指導者養成研修会」講師、2015年度内閣府「児童ポルノ排除対策シンポジウム」パネリスト。

  情報通信学会・ジェンダー法学会会員。茶道裏千家中級。和装準一級。

メディア協力

 

 

著書

受賞

ラジオドキュメンタリー 
『少年調書~16歳の自殺 遺族は何と闘ったか』
日本民間放送連盟賞 最優秀賞、放送文化基金賞 優秀賞
『いじめ自殺 親のそれから』(「AERA」掲載)
『わたし流番組論』(「月刊民放」掲載)
『いじめ報道とメディア・リテラシー』

  (テレビ朝日の密着取材)



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